レッドリボン大作戦

日程 : 2019年10月5日(土)
2019年10月6日(日)
テーマ: 「つなぐ」「つながる」
今、できること〜
レッドリボン大作戦
会場 : 龍谷大学 深草キャンパス 和顔館
会場はこちら
主催 : AIDS文化フォーラム in 京都
運営委員会
全体会「自分のこととして考えよう」〜性感染症・HIV〜

白阪琢磨
公益財団法人エイズ予防財団理事長、エイズ動向委員長。国立大阪医療センターでエイズの診療と研究に従事。厚労科研研究班、友愛福祉財団の調査研究班などの班長を務める。

白井千香
枚方市保健所所長。保健所で主に結核・感染症対策などを担当。
厚生労働省感染症審議会感染症部会(エイズ・性感染症WG委員)で、性感染症に関する特定感染症予防指針の改定に関わる。

岩室紳也
ヘルスプロモーション推進センター代表 厚木市立病院泌尿器科。神奈川県内の病院、保健所、県庁勤務のかたわら神奈川県立厚木病院でHIV/AIDS診療に携わる。

開催概要

1994年、アジアで初めての国際エイズ会議である「第10回国際エイズ会議」が横浜で開催されたのをきっかけに、同年、市民による市民のためのフォーラム「AIDS文化フォーラムin横浜」が発足しました。以降、市民の手ですべての人に開かれた場として毎年8月に開催され、全国各地でHIV/エイズに取り組む団体・個人の発表・交流の場として、また多くの市民、特に若者に向けての啓発の場として定着しています。

関西は現在HIV新規感染者数が急増している地域で、その中で京都は、学生層が多く集う町であり、また日本古来の文化が根付く町であると同時に外国人観光客も多く、異文化交流の場でもあるので、横浜の思いと経験を受けつぎ、エイズの問題は日常のさまざまな領域に関わるので、そのことを文かとしてとらえ、2011年に第1回「エイズ文化フォーラムin京都」を開催いたしました。みなさまのご協力により実りあるフォーラムになり、継続開催のご期待の声をいただき、今年も第9回「AIDS文化フォーラムin京都」を迎えました。

プログラム
9月29日
9月30日

9月29日

12:30~13:00

開会式(30号室)

1.開会イベント
2.「開会宣言」

13:00~14:30

全体会(30号室)

「3年間でHIV陽性者の生活の何が変わり何が変わらないのか~Futures Japanの
ウェブ調査結果から」

(放送大学客員教授、HIVFutures Japan プロジェクト代表 井上洋士、日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス代表理事 高久陽介 )

15:00~16:30

30
41 「カナダでの薬物政策視察と嗜好品大麻の合法化」(NPO法人 アパリ 木津川ダルク)
2018 年10月に大麻合法化法施行を控えたこの都市の薬物政策の最前線を紹介したいと思います。
42 「お坊さんが行う性教育授業 ver8」(浄土真宗本願寺派 僧侶 古川潤哉)
「生と性と死を考える」中学生向けに実施している授業のご紹介と模擬授業を実施します。
43 「エイズを知ろう!エイズで『人間関係を』学ぼう!」(看護学校教員 山田雅子)
HIV/AIDSの感染から検査,発症,治療,感染した場合の生活など、まだよく知らないという方に向けての基礎講座です。皆さんの疑問を解決しながら進めていきたいと思います。
35 「思春期のSNS利用と性被害 情報モラル教育だけでは防げない思春期のインターネットトラブル」(宮崎豊久)同じネットを使っていても、トラブルに巻き込まれる子と、巻き込まれない子どもの違いは知識だけなのか?助けを求める子どもがネットではないところに助けを求められるようにするために周りのおとなたちはどうするべきなのか受講者のみなさんと考えます。
36 「薬害エイズを通してのHIIV・AIDSの学びを!」(PLANET・・HIVとともに生きる会)
現在では風化されている、薬害エイズの歴史を振り返りながら、日本のHIV・AIDSの内容から見えてくるものについて学びます。
38 「僕がゲイ牧師でよかったこと」(平良愛香)
男性同性愛者であることをカムアウトしている牧師が、なぜカムアウトしたのか、その良かったこと(悪かったこと?)、HIV/エイズと関わるようになったきっかけを語ります。
44a 「ピア・エデュケーション!みんなで話そう(・∀・)学校で教えてくれないエイズのこと」(青年赤十字奉仕団)
若者による、若者にもわかりやすいHIVやAIDSの知識や、恋愛のコツを一緒に勉強しましょう!! 
44b 展示

17:00~18:30

30
41 「宗教とAIDS」(日本基督教団牧師 平良愛香、カトリック信徒 井上新二、浄土真宗本願寺派浄誓寺僧侶 古川潤哉、ヘルスプロモーション推進センター 岩室紳也)
] いま、宗教に何を学ぶ?~差別、偏見、他人ごと意識、誤解、排除が蔓延する社会が変わるには~
42 「アクティブな保健学習と外部講師の活用」(安藤晴敏(元県立高校保健体育科教員) アクティブ・ラーニングの視点に立った保健学習の取り組みと、学校における外部講師の有効的な活用を考える。
43 「セクシュアリティー基本講座ー性の権利の学びも含めてー」(大阪府立大学 人間社会システム科学研究科 山中京子) 一人一人が生きやすい社会を作るために、一市民として是非知っておきたい、セクシュアリティーの多様性について、わかりやすく解説します。
35 「体験!HIV陽性者交流会」(notAlone Fukuoka HIV陽性者交流会、サポート京都)
福岡と京都で開催されている、HIV陽性者によるHIV陽性者交流会を紹介。
地方に住むHIV陽性のリアルな思いや問題点を会場の皆様と共有していただく、参加型トークセッションです。
36 「ケニアのエイズ対策と青年海外協力隊の経験」(巣内秀太郎(特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS))(予定) ケニアでの青年海外協力隊の経験からケニアのエイズ対策と国際協力活動の魅力を伝えます。
38 「男同士で結婚式を挙げて14年 ~変わったこと、変わらないこと~」(そう&カッシー)
同性婚という言葉がまだ一般的でなかった2004年に名古屋のイベントで結婚式を挙げたゲイカップルが平凡な日々のこと、単身世帯×2の状態で不安に思っていることをお話しします
44a 「ピア・エデュケーション!みんなで話そう(・∀・)学校で教えてくれないエイズのこと」(青年赤十字奉仕団)
若者による、若者にもわかりやすいHIVやAIDSの知識や、恋愛のコツを一緒に勉強しましょう!!
44b 展示

*ネットワーキングパーティー

29日(土)19:00~アマーク・ド・パラディ寒梅館にて
発表者も、参加者も、ボランティアも集まってわいわい交流しましょう。参加は自由です。
参加費:社会人 4000円、学生 2000円
定員60名(参加希望者は事前に事務局(3階37号室)でチケットを購入して下さい)

※ネットワーキングパーティーは台風24号の影響の為、中止となりました。

9月30日

10:00~11:30

30
41 「多様性を認め自分らしく健康で生きられる社会づくり~クラスに1~2人はいるかもしれない~LGBT」(特定非営利活動法人SHIP代表 星野慎二)国内HIV感染の約7割が男性同性間であることから、学校における男性同性間を視野に入れた予防啓発のあり方について考えます。
42 「 現役男優が考える性のAV男優による性感染症への取り組み 」(現役AV男優有志) 仕事で性行為をするAV男優が、どのような点に注意して仕事をしているのか。性感染症からどのように身を守るのか。守るべきは自分の体だけではなく、一緒に仕事をする女優さんや他の男優の体もという意識が重要。それは、一般の方々も持つべき意識だと思うので、性感染症の知識を持つことと、性感染症の検査を定期的にするように推進していきたいです。
43 「HIVと在宅療養・介護を考える」(摂南大学薬学部医療薬学研究室 教授 高田雅弘、HIV陽性者支援団体 さぽーと京都 代表 高畑吉博)京都におけるHIV陽性者への介護サービスの利用実態と課題について明らかにし、今後の課題、展望について検討します。
35 「恋人間のハラスメント(デートDV)」(一般社団法人”ペンギンプロジェクト”代表、ウィメンズクリニック ・かみむら院長  上村茂仁)デートDVって何でしょう。言葉ではよく分からない内容ですが恋人間のハラスメントの事です。この事についてわかりやすく説明します。
36 10:30~12:00「つながりから考える薬物依存症」
(松本俊彦・安藤晴敏・岩室伸也)「ダメ、ゼッタイ」だけでは防げない薬物依存症。精神科医、教師、公衆衛生医がたどり着いた結論が「つながり」「居場所」「絆(きずな+ほだし)」。今を生きる一人ひとりが求めていることを考えます。
38 「HIVおよび性感染症の検査」(中瀨克己(吉備国際大学 保健医療福祉学部),川畑拓也(大阪健康安全基盤研究所),西本美穂(京都市))  急増する梅毒と徐々に増え続けるHIV感染症。予防対策や検査を通して見えるエイズや梅毒等の今とこれからについてお話しします。
45a 「免疫力の低下を防ごう。リンパマッサージ(体験)と無煙社会(実現)とエイズと結核とがん(乳がん)の謎」
(SKG&ATAC in NARA)
リンパマッサージ(体験)と無煙社会(実現)とエイズと結核とがん(乳がん)の謎の講演
45b 「女性と性感染症~性感染症と妊娠出産との関係~」(平成30年度厚労科研分担研究[HIVをはじめとする性感染症と妊娠に関する情報の普及啓発法の開発」班)
HIV感染症やここ数年急増している梅毒などの性感染症について、女性に焦点を当ててお話しします。HIVと妊娠出産についての最新情報もお伝えします。
44a 「ピア・エデュケーション!みんなで話そう(・∀・)学校で教えてくれないエイズのこと」(青年赤十字奉仕団)
若者による、若者にもわかりやすいHIVやAIDSの知識や、恋愛のコツを一緒に勉強しましょう!!
44b 展示

11:30~13:00

40号室

★シンガーソングドクター
江藤天音
トークショー&ミニライブ
(江藤天音×白野倫徳)

江藤天音
『内科医の傍らシンガー、そしてラジオのパーソナリティーとして活躍しているシンガーソングドクター』

エイズ文化フォーラム in 京都のテーマソング「ひだまりの場所」を提供。今年もトークショー&ミニライブを開催します。

13:00~14:30

30
41 『アディクションからの回復に必要なもの』
(国立研究開発法人 国立精神・神経医療
研究センター  精神保健研究所 薬物依存研究部 部長 松本俊彦)依存症の本質は、「安心して人に依存できないこと」にあります。そして、回復の鍵となるのは人との、社会とのつながりです。そのようなつながりを作るために私たちに何ができるのか、考えてみたいと思います
42 「セックスレスを解消する方法と、夫婦のディープな夜学」(愛花(元カリスマソープ嬢 男心専門家)
セックスレスを解消し、昼も夜も愛される5つの秘密。
43 「HIV陽性者の生活を支える制度とサービスについて考える」(医療ソーシャルワーカー有志)治療継続しながら生活を支える制度、サービスを医療、生活など様々な角度で紹介します。また、療養生活の中で、介護やサポートが必要になったときのサービス等の現状と、今後の課題について一緒に考えたいと思います。
35 「性分化疾患/インターセックスに対する「両性具有」という誤解・偏見はなぜ生まれるのか?」(ネクスDSDジャパン)性分化疾患/インターセックスに対する「両性具有」という偏見を生み出す,社会生物学的規範(固定観念)と,「そういうものにいてほしい」と願う社会的欲望・享楽を考えていきます。
36 「性感染症のアップデート」(関西HIV臨床カンファレンス) 梅毒・A型肝炎、B型肝炎など、主だった性感染症の最近の話題に関して、医療者がわかりやすく解説します。PrEPにも触れます。
38 「長期療養時代の老後に備えるにじ色ライフプランニング入門」(特定非営利活動法人 パープル ハンズ)長期延命可能な時代、HIV陽性者/性的マイノリティバージョンの老病死に備える、お金や同性パートナーなどの法律・制度をご紹介。現状できることをしっかり知って生きてゆこう!
45a 「薬剤師ミキティ・サコタンとプチ調剤薬局体験してみよう〜実物の抗HIV薬も展示しますよ〜」
(調剤薬局グループ法円坂メディカル)
調剤薬局って何してる?薬局薬剤師の仕事を体験してみましょう。実際の抗HIV薬も見てみましょう。
45b 「仲間と共にあることとスピリチュアリティについて~座談会~」(仲倉高広+有志)
HIV陽性,アディクション,ゲイなど様々な生きづらさを抱えつつ,仲間との出会いや交流を通し,それぞれが体験している救いについて,ざっくばらんに話しつつ,生活し生きているスピリチュアル・ケアについて考える機会としたいと思います。
44a 「ピア・エデュケーション!みんなで話そう(・∀・)学校で教えてくれないエイズのこと」(青年赤十字奉仕団)
若者による、若者にもわかりやすいHIVやAIDSの知識や、恋愛のコツを一緒に勉強しましょう!!
44b 「メモリアルキルト展示&レッドリボンをつけたテディベア作り」(メモリアル・キルト・ジャパン)
AIDSで亡くなった人たちの存在を表す1枚の布・メモリアルキルトを通して、そのメッセージに耳を傾け、HIV/AIDSの抱える問題を共に考えましょう。
臨光館3階 11:30~15:00 
HIV抗体即日検査(無料・匿名)「自分のため、愛する人のために、今、一歩を踏み出しませんか?」(京都市健康安全課)

15:00~16:30

全体会(30号室)

「みんなで話そう!HIV/AIDSのこと」北澤豪

①ミニレクチャー「今、エイズってどうなってるの?」
高折晃史(京都大学病院 医師)
②トークライブ
司会:澤田 南(フリーアナウンサー)

北澤 豪『元サッカー日本代表』
高折晃史『京都大学病院医師』
白野倫徳『大阪市立総合医療センター医師』

16:30~17:00

閉会式(30号室)

1.閉会イベント
2.「閉会宣言」

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